About the Project


Goal – 目標

#Single use Planetカップ(通称:プラカップ)がメディアとしての役割を持ち、様々なソーシャルグッドに取り組むブランド、企業、アーティストの活動を広く伝える。

Why – 目的

プラスチック製品は私達の生活をより便利にしてくれたため、すべてを否定できるものではありません。
しかし、石油ができるまでには何億年という歳月が必要でありながら、その石油燃料から作られた製品が一度使われただけで使い捨てられるという「MOTTAINAI(勿体ない)」実情に目を向けて、個々人の意識から変えていく必要があると考えます。今回、ニッコーはビジネスシーンなどで昔からなじみ深い使い捨てプラスチック製コーヒーカップをオマージュしたモノをNIKKO FINE BONE CHINA(陶磁器)で製作しました。

How – 取り組み内容

単なる陶磁器のコーヒーカップとしてみることもできますが、物を所有する責任やスタンスが問われてくる現代において、このプラカップは脱使い捨てい・脱プラスチックという分かり易いメッセージ性があるモノでありアイコンとしての役割を果たしてくれると考えています。
今回は、当社のみならずソーシャルグッドな取り組みに尽力しているブランド、企業、アーティストとコラボレーションすることで、一つのムーブメント(#SingleusePlanet)を作っていきたいと考えています。当プラカップが「フォーマット」となり様々なコラボレーション先さまのメッセージを発信する「メディア」としての働きを持たせます。
さらに、当社が応援する団体やコラボレーション先さまが応援する団体に対して、プラカップの収益の一部を寄付いたします。
つまり、お客さま(購買者)側から見た時には、当プラカップを「購入=応援=支援(寄付)」になります。普段、何気なく使っているマグカップやコーヒーカップから変えられる社会があることを信じて。

Challenges – 課題

共感してくれるブランド、企業、アーティストを探し出す

 

Progress – 進捗

2020年6月
  • 企画開始
  • プラカップの形状サンプル作成
2020年10月
  • プラカップの形状修正
2021年1月
  • ムーブメントを起こしていくための企画の骨格を考案
2021年2月
  • #Single use Planet 企画=製品名が決まる
  • 共感してくれるコラボレーション先さまへの提案を開始
2021年9月
2022年5月
2022年10月

Voice – 担当者の声

常務取締役 三谷直輝さん

企業とすれば、沢山物を作り、沢山売ることで売上を上げていくという基本的な行動が当たり前とされてきましたが、我々の活動自体が環境にとってどのくらい負荷があるのか、商品としての価値は食器としての機能だけで良いのか等、新型コロナウイルスによる自粛期間中に非常に多くのことを考えさせられました。その中で、我々が陶磁器メーカーとしてこんなメッセージを発信しても良いのではないか、むしろそういったことを発信することが使命なのではないかと自問自答していく中で出てきたアイデアです。使い捨てプラスチックカップを陶磁器でオマージュしただけですが、そんな想いが込められています。物としてもとても可愛いので、是非ご使用いただければ幸いです。



Partnership

NIKKOでは、NIKKO Circular Labの活動理念に共感いただき、ともに食器の循環サイクルの構築、サステナビリティの向上に取り組んでいただける共創パートナーを探しています。興味をお持ちの企業様はぜひお気軽にご連絡ください。

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