近年、世界中でSDGsをはじめとする「持続可能な社会」を目指した取り組みに向けたステークホルダー間のコラボレーションが推進されている。そんななか、愛知県半田市に本拠を置くミツカングループの株式会社ZENB JAPAN(ゼンブ ジャパン)(以下、ZENB)と株式会社ニュー・オータニが運営するホテルニューオータニは、環境負荷の少ないサステナブルな社会を実現するための取り組みを2021年4月より開始した。
同取り組みの第一弾としては、ZENBより発売している「ZENB NOODLE(ゼンブ ヌードル)」「ZENB PASTE(ゼンブ ペースト)」「ZENB STICK(ゼンブ スティック)」を使用してホテルニューオータニのメインダイニング「ベッラ・ヴィスタ」にて、オリジナルコースメニューを2021年4月29日から6月30日まで期間限定で提供開始。同時に、館内2店舗でも「ZENB NOODLE」を使用した期間限定メニューを展開する。
ZENBは、ミツカングループによって立ち上がったブランド。人や環境への負荷が少なく、「おいしさ」と「健康」の両立実現を目指している。ウェルビーイングな新しい食生活を実現していく想いで、従来は捨ててしまう食材の部分まで可能な限り活かすことで、環境に配慮するだけでなく、素材そのものの味わいを楽しめる商品づくりをしている。
一方、ホテルニューオータニでは、「満足」を超えた「感動」のサービスを目指すことをコンセプトに、環境に「やさしい」とお客さまの「うれしい」を両立させるために「ハイブリッドホテルプロジェクト」に取り組んでいる。
今回のコラボレーションを皮切りに、顧客のホテルにおける体験価値を損なうことなく、健康的で味わい深い食体験を追求するとしている。メニュー開発を担当した料理長の小出裕之氏はこだわった点を次のように述べた。
「『食材を余すところなく全て使用する』というZENBのコンセプトを活かすことを徹底しました。豆の旨みたっぷりのZENBヌードルのゆで汁にコンソメを合わせたスープ、黄エンドウ豆の独特の風味に合わせ、オリジナルの和出汁を使用した冷製パスタ。そして、メインディッシュの大豆ミートステーキには、エンドウ豆ペーストを練り込んだ生地で豆乳チーズを包んだラヴィオリを添え、動物性のものを一切使用していません。前菜からデザートまで、ホテルが手掛ける食材とバランスよく組み合わせながら、ZENBシリーズのもつ魅力を自然な形で引き出すフルコースに仕上げました。」
他にも、同ホテル内の日本料理「KATO’S DINING & BAR」と中国料理「大観苑」でもZENBヌードルを使用したメニューを同時展開している。6月30日までの期間限定の提供となるため、一度足を運んで見てはいかがだろうか。
【参照サイト】サステナブルな食生活を提案するZENBとホテルニューオータニがコラボレーション。環境へのやさしさとおいしさ、そして健康を提案していく
【参照サイト】食品ロス実質ゼロ!食のサステナビリティを体現する次世代グルメ、ZENB(ぜんぶ)使った 『ムダ0(ゼロ)フルコース』登場
【関連サイト】ZENB公式HP
【関連サイト】ホテルニューオータニ公式HP