株式会社東急ホテルズは2019年から「地球にやさしいホテル・まちにやさしいホテル・ひとにやさしいホテル」を目指し、独自の「サステナブル方針」を制定している。その中で、ベジタリアンメニューなどを充実させることやプラスチックゴミの削減、食品ロスの削減に取り組むことをあげている。
そうした中、2021年7月に東急ホテルズが運営する12のホテルのレストランで新たにヴィーガン料理の提供を開始すると発表した。東急ホテルズでは、以前からザ・キャピトルホテル 東急、セルリアンタワー東急ホテル、横浜ベイホテル東急の3つのホテルでヴィーガン料理を提供していたが、今回、札幌や三島など首都圏以外でも提供を開始した。さらに9月末までには、総計38のホテルでヴィーガン料理に対応する予定だという。
ヴィーガン料理の提供を開始した12ホテル
<東京>
・赤坂エクセルホテル東急※
・渋谷エクセルホテル東急※
・渋谷ストリームエクセルホテル東急※
・羽田エクセルホテル東急※
・東京虎ノ門東急REIホテル
・二子玉川エクセルホテル東急
・東京ベイ東急ホテル
<神奈川>
・川崎キングスカイフロント東急REIホテル※
・横浜東急REIホテル※
<その他>
・札幌エクセルホテル東急
・札幌東急REIホテル
・富士山三島東急ホテル
※のホテルではオリエンタルヴィーガン料理にも対応している
これまで訪日外国人観光客がホテルを探す際、ヴィーガン対応のホテルを探せなかったために、キッチン付きのホテルを選び自炊する人もいたという。新型コロナウィルスが終息すれば、インバウンド需要が急増することが予想される今、ヴィーガン対応ホテルとして選ばれるために戦略を練ることが重要だ。
【参照サイト】東急ホテルズの12ホテルでヴィーガン料理をオンメニュー。一部のホテルでオリエンタルヴィーガン料理も提供
【参照サイト】東急ホテルズ「サステナブル方針」を制定|東急ホテルズ プレスリリース
【関連サイト】ヴィーガン対応は必要?飲食店が押さえておきたいポイントとは