毎年3月8日は「国際女性デー(International Women’s Day)」。国際婦人年である1975年3月8日に国連で提唱され、1977年の国連総会で議決された。日本では毎年この日に、男女共同参画担当大臣が国際女性デーに寄せてメッセージを発出している。
各々が個人の多様性を認めるにあたって、「ジェンダーの平等」は重視すべきポイントだ。ジェンダー平等の実現はSDGsの5番目の目標に設定されており、日本ユニセフ協会の公式サイトにも「男女平等を実現し、すべての女性と女の子の能力を伸ばし可能性を広げよう」という言葉がある。
2024年2月6日、この国際女性デーに合わせた取り組みを発表したのが、「グランド ハイアット 東京」だ。グランド ハイアット 東京が推進する、SDGs達成への取り組みの一環として、ジェンダーにとらわれず女性がさらに輝ける社会の実現を願い、国際女性デーの象徴であるミモザから着想を得た限定メニューを提供する。
メニューは2024年3月1日から3月10日までの期間限定。同ホテルオリジナルのスイーツやパンを提供している「フィオレンティーナ ペストリーブティック」と、オールデイ ダイニング「フレンチ キッチン」にて提供する。
「フィオレンティーナ ペストリーブティック」(1階)のメニューは、女性パティシエ・若宮さくら氏が手掛ける、ミモザの花をイメージしたタルト。レモンカスタード、ココナッツジュレ、エキゾチックジュレをフロマージュブランで包み込んだ一品だ。若宮氏はプレスリリースのなかで「日々頑張る女性に向け、疲れているときにも召し上がりやすいさっぱりとした味わいを目指しました。」とコメントしている。
オールデイ ダイニング「フレンチ キッチン」(2階)では、旬のホワイトアスパラガスをミモザサラダ風に仕上げる前菜、サフランが豊かに香る鰆のポワレ、鮮やかな黄色が特長のインカポテトを添えた牛フィレ肉のロースト、優しい酸味が広がるフロマージュブランのムースなどを提供。前菜からデザートまでのすべてのメニューがミモザイエローで彩られたディナーコースを楽しむことができる。
ランチブッフェでもミモザイエローの特別メニュー4種類が用意されるという。
また、「フレンチ キッチン」とステーキハウス「オーク ドア」(6階)では、ホテル公式LINEにて配布するカクテルプレゼントチケットの提示と「Touch of Yellow(黄色のアイテム)」着用で、同ホテルオリジナルの「ミモザ カクテル」を一人1杯プレゼントする。3月8日のディナータイム限定で実施され、カクテルはノンアルコールに変更可能。
グランド ハイアット 東京ではレストラン以外でも、「Nagomi スパ アンド フィットネス」(5階)で特別プランやミモザをイメージしたネイルアートの提供、「フラワーセレクトショップ 掬 -MUSUBU-」(1階)でミモザリースをつくるフラワーレッスンを日程限定開催するなど、さまざまなイベントが実施される。各イベントの価格などの詳細や予約はグランド ハイアット 東京の公式サイトで確認できる。
社会のグローバル化が進むなかで、今後、人種や性別を問わず、誰もが自分の能力を発揮できる環境がより一層求められるようになるだろう。
今回紹介したグランド ハイアット 東京の取り組みでは、楽しみながら「ジェンダーの平等」について向き合う時間を提案している。さらに、鮮やかなミモザイエローのメニューは、思わず写真を撮って人に見せたくなるようなものばかり。ホテルでの時間を楽しんだゲストがSNSなどを通して「ジェンダーの平等」について発信するきっかけにもなりそうだ。
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