
当ウェブメディアを運営する陶磁器メーカーのニッコー株式会社(以下、ニッコー)が制作する「#Single use Planet(シングルユースプラネット)」マグカップが、2022年2月に「テーブルウェアインターナショナル・アワード・オブ・エクセレンス」の上位3シリーズにあたるファイナリストに選出された。
#Single use Planetは、日本のビジネスシーンなどで昔からなじみ深い使い捨てプラスチック製コーヒーカップをオマージュした陶磁器製のマグカップ。素材は、NIKKO FINE BONE CHINAで、軽くて割れにくく長持ちするのが特徴だ。ニッコーは#Single use Planetにプラスチックの削減、一つしかない地球を大切にしていくというメッセージを込め、「カップ型メディア」として位置付けている。一般の方のみならず、ソーシャルグッドな取り組みに尽力しているブランド、企業、アーティストとコラボレーションし、地球環境の大切さを発信中だ。また、#Single use Planetの売上の一部は海洋プラスチック問題に取り組むNPO法人に寄付される。
「テーブルウェアインターナショナル・アワード・オブ・エクセレンス」は陶磁器の世界的業界誌「テーブルウェアインターナショナル」が主催し、革新的で、優れたデザイン力を持ち、機能性、オリジナリティ、ストーリー性をあわせ持ったテーブルウェアに栄誉を授ける賞だ。#Single use PlanetはINNOVATION部門にて、考え抜かれたデザインと環境に配慮したアイデアが評価された。本アワードは今回が第5回であり、ニッコーは5年連続受賞している。「環境配慮」という視点で評価されたのは初めてのことだ。
コロナ禍で対面する機会は減ったものの、おもてなしを大切にする日本では、来客時にお茶出しをする企業は多い。アスクル株式会社が2021年におこなったコロナ禍における職場の来客対応に関する調査では、提供形態を問わずお茶出しを継続していると回答したのは全体の76.6%だったという。企業の姿勢を示せるチャンスともいえる来客対応。できれば、使う食器もコミュニケーションにつながるものを選びたい。
【参照サイト】「地球を大切にしていくことを呼びかける」メディア型マグカップが国際的コンテストのファイナリストに選出。ニッコーの受賞は5年連続。
【参照サイト】ASKUL事業・リサーチ専門チーム、全国の仕事場におけるニーズを探る「コロナ禍における職場の来客対応(お茶出し等)」に関する実態調査
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【関連サイト】 ニッコー株式会社公式サイト