昨今、毎日のように目にする「SDGs」。2022年6月14日に開催された「第12回持続可能な開発目標(SDGs)推進本部会合」では、岸田総理が「SDGsは私の内閣でも重要な羅針盤」と述べ、関係閣僚に対して更なる取り組みの強化を要望した。
一方で、SDGs推進に取り組む重要性を理解しながらも、取り組みをはじめていない企業もまだ多いようだ。2022年の帝国データバンクの調査によると「言葉は知っていて意味もしくは重要性を理解できるが、取り組んでいない」「意味もしくは重要性を理解し、取り組みたいと思っている」と回答した企業は64.5%。「意味および重要性を理解し、取り組んでいる」企業は、23.6%にとどまることが明らかになっている。
SDGs推進について実際にどのように推進していけばよいのか悩む企業も多いなか、飲食店・レストランのサステナビリティ向上を支援する「一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会」では、2023年1月18日に「飲食店・レストランのSDGsとは?」 と題して、福岡のリアル会場とオンラインでのハイブリッドセミナーを開催する。オンライン配信、福岡会場でのオフライン、いずれも会費は無料。
当日は、SDGs取り組みをはじめるきっかけになるような実践例やノウハウを紹介する。
日時:2023年1月18日 14:30〜16:30
主催:一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会
登壇者:
■ 浦岡 浩二 氏:久原本家 御料理 茅乃舎 支配人
■ スマイリー 氏:一般社団法人 スマイリージャパン 代表理事 料理研究家
■ 下田屋 毅 氏:一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会 代表理事
■ 伊藤 健史 氏:ニッコー(株)陶磁器事業部 国内営業部 国内営業課長
【現地参加の場合】
会場:オリエンタルホテル福岡 博多ステーション FESTA(2F)
問い合わせフォームより申し込み
【オンライン参加の場合】
zoom視聴
Peatix専用ページより申込み
同セミナーを主催するのは、持続可能な食の循環を実現させることを目的に2010年にイギリスで設立された団体「サステイナブル・レストラン協会(SRA)」の日本支部。サステナブルなフードシステムの実現に向けたサポートや、網羅的な指標で「食」の持続可能性をはかることで、持続可能なフードシステムの構築に貢献している。SRA-Jのレーティング指標は食のアカデミー賞として知られる「世界のベストレストラン50(The World’s 50 Best Restaurants)』の評価指標としても使用されており、世界的な認知度も高い。
こうした専門機関の主催するセミナーに参加するなど、サスティナビリティに取り組むレストランやシェフの生の声を聞くことで、新たな取り組みのきっかけが見つかるかもしれない。
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【参照サイト】 帝国データバンク:SDGsに積極的な企業は5割超に
【参照サイト】 首相官邸:持続可能な開発目標(SDGs)推進本部会合