店舗内装サブスクソリューション「四季 SHI-KI」開始

店舗の内装デザインは、顧客の印象を左右し、滞在時間・リピート率・売上にも直結すると言われている。一方で、一般的な内装の改修にはコストや時間がかかるため、簡単に変えるのは難しい。また、廃棄物が出てしまったり、使用する素材によっては環境負荷も気にかかる。

そこで生まれたサービスが、株式会社O-line(オーライン)が運営する「四季 SHI-KI」だ。四季に応じて年間4回まで、施工込みで月額40,000円から内装を変えることができる。このサービスは和紙を用いて施工されるため、内装の改修にかかるコストや時間、廃棄物も大幅に削減することができるのだ。さらに、豊富な和紙のデザインにより、和風だけでなく洋風にもアレンジ可能。2021年6月現在、初月サービス無料、あるいはメニュー表のデザイン無料といったキャンペーンも実施中だという。

和紙で作られた内装

和紙で作られた照明

和紙メーカー「紙あさくら」によると、和紙は耐久性があり、室内の湿気調整や空気の浄化作用もあるという。さらに和紙ならではの洗練された雰囲気の演出にも期待がかかる。和紙×店舗デザインをサブスクリプションで実現する「四季 SHI-KI」。日本の伝統工芸を守り、必要な場所で活かす取り組みとなりそうだ。

【参照サイト】店舗向け(内装サブスク)サステナブルソリューションをサービス開始
【参照サイト】四季 SHI-KI

table source 編集部
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