現在、大阪万博(EXPO 2025 大阪・関西万博)の開催に伴い、世界中から多くの旅行者が訪れている。来場者総数の約2,820万人のうち、海外からの来場者は約350万人(12%)にものぼると見込まれている。外国人ゲストをスムーズに受け入れ、もてなすためには、信仰や嗜好、体質、生活習慣など、さまざまな要素が関わる「食」への対応が、観光における重要なポイントとなる。
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一方で、日本では多様な食のニーズに対応できる環境がまだ十分とは言えないのが現状だ。観光庁が訪日ベジタリアンなどを対象に行った調査では、「菜食などのオプションがなく、食べたい料理を諦めたことがある」と回答した人が55%、「対応していない店舗には入店しない」と答えた人が45%にのぼっている。

リーガロイヤルホテル大阪「THE RAY」
近年、首都圏を中心にヴィーガンやベジタリアン対応のメニューを提供する飲食店が増えてきてはいるものの、大阪では、ヴィーガンのコース料理を楽しめるレストランはまだ限られているのが現状だ。
大阪・関西万博による外国人観光客のますますの来阪が予測されるなかで、食の多様性に取り組み、ヴィーガンのコースを提供しているのが「リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション」だ。
リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション内のフレンチレストラン「THE RAY(ザ レイ)」では、2025年1月16日のホテル創業90周年を機に、ヴィーガンに対応したコース料理を販売開始。
現在は、旬の食材を使用した「夏のヴィーガンコース」を2025年6月10日から8月31日の期間限定で提供している。
フランス三つ星レストランで研鑽を積んだシェフが手がけるメニューには、乳製品、卵、肉類、魚介類などの動物性食材を一切使用していない。彩り豊かな旬の食材を活かした、見た目にも美しい品々が揃う。

アイユタカとアーティチョークのパイ包み焼き ペリグーソース 石川県能登“あんがとう農園”の小さな花束を添えて

Peach Melba × ヴィーガン
ヴィーガンコース
【期間】 2025年6月10日(火)~8月31日(日)
【提供時間】 ランチ 12:00~14:00/ディナー 18:00~20:30ラストオーダー
【料金】 ランチ:8,223円/ディナー:13,915円 (※いずれも税金・サービス料を含む)
【メニュー】
ランチ:「PureRAY(ピュアレイ)」8,223円
ディナー:「VertRAY(ヴェールレイ)」13,915円
※メニューの詳細はホテルの公式サイトにて
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リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクションでは、今後も季節ごとにメニュー内容を一新しながら、継続してヴィーガンコースを提供予定だという。
春の山菜、夏の涼やかな野菜、秋のきのこや根菜、冬の滋味深い食材など、旬の食材を取り入れることで、日本ならではの季節の移ろいを食を通じて体感してもらうことができる。日本の自然や風土、食文化への理解を深めてもらうきっかけにもなるだろう。
単なる「代替食」ではなく、日本の四季を生かした“おもてなし”としてのヴィーガン料理は、外国人ゲストの満足度と滞在の記憶を高め、再訪や発信にもつながる価値の高い取り組みといえそうだ。
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