上質な備品を調達し、丁寧に取り扱っても、日々の使用や洗浄でどうしてもついてしまう小さな傷。もちろん、割れや欠けなどの決定的な破損が無ければ機能としては全く問題ない。
しかし、グラスに付いた細かな傷や曇りに気が付いた時、お客さまにお出しするのに躊躇した経験はないだろうか?

2021年9月1日より、静岡県藤枝市の株式会社日翔工業のグラスブランド「PROGRESS(プログレス)」が、グラスを磨き直す「ポリッシュサービス」の提供を開始した。
日々の使用で付いてしまう生活傷を、熟練の職人が伝統的な物理技法と近代的な化学技法を組み合わせた微細研磨技術により滑らかに磨き上げ、再修復する。修復はメーカーが直接行うため、磨き工賃は無料。送料のみで受け付けている。

ポリッシュサービスの対象は、株式会社日翔工業の PROGRESSブランドの全商品。ガラスの内面をチタンコーティングしており、宝石のような独特の輝きが特徴。このチタン加工には、宇宙開発技術を応用した独自技術を用いているという。

修復はグラス外面の小キズ・スリキズ・アタリキズが対象で、グラス内面のキズ・深いキズ・欠けやヒビなどの破損箇所は対象外。申し込みは、商品状態がわかる写真を添付の上、商品の詳しい状況を明記して専用サイトにあるE-mailから行う。

株式会社博報堂の行った「生活者のサステナブル購買行動調査」によると、多くの人に “一つのものを大切に長く使う”という考え方が浸透していることがわかる。
「長く使えるものを買う」と答えた生活者は9割以上にのぼり、「まだ使えるものは修理して使う」「必要最小限の量だけを買う」「資源をムダづかいしないように気を付けて買う」という回答も約7割にのぼる。

安価なグラスを頻繁に買い替えることで綺麗な状態に保つより、ポリッシュサービスのような、リペアを行いながら一つのものを長く使う方が、より多くのお客さまの共感を呼ぶことができそうだ。

【参照サイト】 ROGRESS「ポリッシュサービス」公式サイト
【参照サイト】 磨き工賃は無料、「ジェンダーレス」グラスブランド「PROGRESS(プログレス)」、傷を磨き直す「ポリッシュサービス」を9月1日より提供開始
【参照サイト】 博報堂「生活者のサステナブル購買行動調査」

table source 編集部
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table source 編集部では、サステナビリティやサーキュラーエコノミー(循環経済)に取り組みたいレストランやホテル、食にまつわるお仕事をされている皆様に向けて、国内外の最新ニュース、コラム、インタビュー取材記事などを発信しています。
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