プラスチックや木材の代替資源として、成長が早い「竹」が注目を集めている。竹とラタンの国際機関「INBAR」が発表するレポートによると、竹は針葉樹や広葉樹と比べて植えてから最初の5年間の二酸化炭素吸収率が高いという。
そうした天然竹など天然素材の製品販売を行う「仲吉商事株式会社」が運営する、オリジナルデザイン雑貨ブランドが「taffeta(タフタ)」だ。taffetaは紡ぐの意で、「必要な部分だけを紡ぎとり、シンプルに。」をテーマにした天然素材雑貨を提案。流行にとらわれない普遍的な食器類を扱っている。日常でも使用しやすく、多様なライフスタイルにも溶け込みやすいシンプルなデザインが特徴だ。
同ブランドの食器類はすべて、一般財団法人日本食品分析センターによる試験結果をクリア。独自開発のコーティング技術「LOHASコート」を施しており、天然緑茶成分配合の塗料と、木材本来の持つフィトンチッドの相乗効果で、大腸菌と黄色ブドウ球菌の抑制を実証した。さらに、天然素材食器では珍しく食洗機耐久テストにも合格しており、陶器やガラス製食器と同様に食器用中性洗剤でも洗うことができる。
同ブランドが新しく発表したのが、環境に優しい新製品の、使い捨て「うす竹カトラリ」だ。持続可能な天然資源と言われる孟宗竹(もうそうちく)を使用した、エコな使い捨てのスプーン、フォーク、ナイフは、優しくナチュラルな見た目や手触りが特徴だ。この薄さながら実用レベルの強度も保っており、SDGsへの関心が高い企業が採用をはじめているという。
法人向けに1ケースからの小口納品が可能という同商品。飲食店でのテイクアウトやデリバリーメニューの他にも、グランピング施設や、ビュッフェスタイルを併設するホテルなどでも活用できそうだ。
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【参照サイト】taffeta 公式ホームページ
【参照サイト】天然竹素材の使い捨て “うす竹カトラリ” が発売されます。
【参照サイト】竹とラタンの国際機関「INBAR」が発表するレポート