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健康意識やサステナビリティ意識の高まりに伴って急速に需要が拡大しているプラントベース(植物性)ミルク。世界の植物性ミルクの市場規模は、2020年の226億米ドルから、2026年には406億米ドルにまで達すると予測されている。日本でも最近は、豆乳をはじめアーモンドミルクやオーツミルクなど、スーパーマーケットやコンビニなど身近な売り場でも目にする機会が増えている。
今回は、日本ではまだ商品化されていないものも含め、世界の最先端の植物性ミルク18種類をご紹介したい。
目次
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- 1.豆乳/Soy Milk
- 2.ココナッツミルク/Coconut Milk
- 3.オーツミルク/Oat Milk
- 4.ライスミルク/Rice Milk
- 5.アーモンドミルク/Almond Milk
- 6.マカダミアミルク/Macadamia Milk
- 7.カシューミルク/Cashew Milk
- 8.ピスタチオミルク/Pistachio Milk
- 9.ピーナッツミルク/Peanut Milk
- 10.ヘーゼルナッツミルク/Hazelnut Milk
- 11.ヘンプミルク/Hemp Milk
- 12.ピーミルク(えんどう豆ミルク)/Pea Milk
- 13.フラックスミルク(亜麻仁ミルク)/Flax Milk
- 14.キヌアミルク/Quinoa Milk
- 15.ポテトミルク(ジャガイモミルク)/Potato Milk
- 16.アプリコットの種ミルク/Apricot seeds Milk
- 17.セサミ(ごま)ミルク/Sesame Milk
- 18.スイカの種ミルク/Watermelon Seed Milk
- まとめ
1.豆乳/Soy Milk
日本人にとって最も馴染み深い植物性ミルクである、豆乳。日本国内の豆乳生産量は拡大を続けており、日本豆乳協会の発表によると、新型コロナウィルスの影響により生活者が買い物へ行くのを控えるなかで、長期保存が可能な豆乳の需要がさらに高まったという。牛乳の賞味期限が数日程度なのに対し、豆乳は常温で3ヵ月ほど保存が可能だ。
豆乳は、大豆を水に浸してすりつぶし、水を加えて煮詰めた汁を濾して作られる。牛乳のコップ1杯あたり(200ml)のカロリーが約122kcalなのに対し、豆乳のカロリーは約88kcal。良質なたんぱく質飲料でありながら、牛乳よりも脂質分が少なく、コレステロールが含まれていない。また、抗酸化作用や過酸化脂質の生成抑制作用のある「サポニン」や、ビタミンB1、B2、B6やビタミンEなどの「ビタミン類」、整腸作用のある「オリゴ糖」なども含まれていることから、美容効果にも注目が集まっている。
近年はさまざまな豆乳製品の商品化が行われており、豆乳を使ったスープや鍋もの、ソースなどの食事に加え、ヨーグルトやプリンなどのデザートなど、一般家庭でも多くのメニューが定着しつつある。
2.ココナッツミルク/Coconut Milk
タイ料理やベトナム料理など、エスニック料理に欠かせないココナッツミルク。細かくしたココナッツの果肉を、水で煮込んだものを濾してつくられる。
脂肪分が多く含まれるため、濃厚で甘みのあるクリーミーな味わいが特徴。牛乳のコップ1杯あたり(200ml)のカロリーが約122kcalなのに対し、ココナッツミルクのカロリーは約314kcalで倍以上にもなる。一方で、人体に必要なミネラルの一種でナトリウムを排出する作用のある「カリウム」が含まれているため、塩分の摂り過ぎを調節する作用がある。また、骨の形成や体内のさまざまな代謝を助ける機能を持つ「マグネシウム」や、体内で効率よく分解されてエネルギーとるため脂肪として蓄積されにくい「中鎖脂肪酸」も含む。
3.オーツミルク/Oat Milk
オーツミルクは、「オートミルク」「オーツ麦ミルク」とも呼ばれ、優しい甘みと癖のないマイルドな味わいが特徴。他の植物性ミルクに比べて、コーヒーとの相性が良く温かい飲み物に入れても分離しにくいため、近年はスターバックスやブルーボトルコーヒーなどの大手カフェチェーンでもオーツミルクラテが提供されている。
オーツミルクの原料は、オートミールやグラノーラにも使われているオーツ麦。植物由来の食物繊維が豊富に含まれており、コレステロールやグルテンは含まれていない。
ドイツでは、フードテック企業「Blue Farm」からパウダー状のオーツミルクが販売されており、飲みたいときに水を加えて必要な分量だけを手軽に作ることができるため、食品ロスの問題にも対応している。また、重いカートンやボトルに入った液状のオーツミルクに比べると軽くコンパクトなパウダーは、包装廃棄物や輸送時のCO2排出量削減にも貢献している。
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4.ライスミルク/Rice Milk
ライスミルクには、米粉と水を混ぜ合わせて作る製法と、お米を発酵させて液状にする製法がある。他の植物性ミルクに比べて脂質が少ないため、さっぱりとした味わいとお米由来のほんのりとした甘味が特徴。
乳や小麦、落花生など、加工食品で表示が義務づけられているアレルギー物質の特定7品目をはじめ、特定原材料に準ずる21品目である大豆やアーモンド、カシューナッツなども含んでいないため、食物アレルギーリスクの低いミルクといえる。
日本では近年、日本酒製造におけるお米を発酵する技術を活かし、酒造メーカーで作られたライスミルクが商品化されている。
5.アーモンドミルク/Almond Milk
アーモンドミルクの製法は、メーカーによってさまざまだが、水に浸けておいたアーモンドに水を加えて潰し、ペースト状にしたものを漉して作る製法が一般的。さらさらした飲み口とアーモンド特有の香ばしい風味が特徴。
アーモンドミルクにはビタミンEや食物繊維が豊富に含まれる。アーモンドミルク「アーモンド効果」を製造・販売する江崎グリコ株式会社によると、アーモンドに含まれるビタミンEはピーナッツの約3倍で、食物繊維はレタスの約9倍に相当するという。また、同商品の砂糖不使用タイプの場合、コップ1杯あたり(200ml)のカロリーは約39kcalで、糖質はわずか0.9gであるため、牛乳に比べて糖質やカロリーが低い飲料だといえる。さらに、未開封であれば常温で約270日の保存が可能だ。
江崎グリコ株式会社では、同社のプレスリリースにて2021年8月の中国本土でのアーモンドミルクの販売に続き、2022年2月には台湾でも販売を開始することを発表している。
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6.マカダミアミルク/Macadamia Milk
マカダミアミルクの原料は、オーストラリア原産のナッツ「マカダミアナッツ」。マカダミアナッツをローストしてすりつぶしたものを濾して作られる。バターのようなクリーミーでまろやかな味わいが特徴。
国内メーカーで初めてマカダミアミルクの製造・販売に着手したキッコーマン飲料株式会社によると、マカダミアナッツにはビタミンやミネラル、食物繊維に加え、良質な不飽和脂肪酸などの栄養成分が豊富に含まれている。コップ1杯あたり(200ml)のカロリーは同社の砂糖不使用商品の場合、約63kcalで牛乳の約半分。また、常温保存での賞味期限は約180日だという。
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7.カシューミルク/Cashew Milk
中南米原産であるカシューナッツから作られる、カシューミルク。一般的なナッツミルクは、水に浸したものを水と一緒にミキサーなどで細かくしたものを濾して作られるが、カシューナッツはアーモンドなどの他のナッツに比べて柔らかいため、濾さずにそのまま飲料にすることもできる。濾さずに作ることで、パルプと呼ばれる残りかすが発生しない。カシューナッツ特有の甘みとクセのない味わいが特徴。
大阪市のナッツミルク専門店「Karashima NUT’S」の公式サイトによると、カシューナッツミルクにはオリーブオイルなどにも含まれている不飽和脂肪酸「オレイン酸」が豊富に含まれているという。このオレイン酸は血液中のコレステロールを下げる効果があるといわれている。
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8.ピスタチオミルク/Pistachio Milk
グリーンがかったベージュの色合いが特徴のピスタチオミルク。日本ではピスタチオ加工品と牛乳を混ぜ合わせたものが「ピスタチオミルク」という名前で販売されているが、植物性ミルクとしてのピスタチオミルクは2022年7月現在、商品化されていない。
ニューヨークのブルックリンに拠点を置くピスタチオミルクブランド「Táche」の公式サイトによると、ローストしたピスタチオにはタンパク質の構成要素である9つの必須アミノ酸がすべて含む、唯一のナッツだという。またピスタチオは、免疫機能の維持に役立つことで知られている「ビタミンB6」をナッツの中で最も豊富に含んでいるほか、食物繊維、カリウム、鉄、マグネシウムも含まれている。同社のピスタチオミルクの場合、常温で約1年間保存が可能。
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9.ピーナッツミルク/Peanut Milk
ピーナッツミルクの原料であるピーナッツ(落花生)は、ナッツ類ではなく豆類に分類される。紫色がかっており、焼き菓子にしても独特の味わいが残るほどの強い風味が特徴。
2018年1月にニューヨークの植物性ミルクブランド「Elmhurst Milked」が“史上初”としてピーナッツミルク「Milked Peanuts」を発表。しかし、同社は2年後に「製造上の困難」を理由に、販売を中止している。アメリカでピーナッツは、鶏卵、牛乳と並ぶ3大アレルゲンのひとつとされており、日本でも少量の摂取でアナフィラキシーを引き起こす可能性のあるアレルゲンとして原材料表示が義務付けられている。
2022年8月現在、Milked Peanutsの後発商品の発売は確認されていないが、ピーナッツは価格も手頃で、流通の面でも入手しやすく、タンパク質などの栄養も豊富なため、家庭でピーナッツミルクを作り楽しんでいる人もいるようだ。
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10.ヘーゼルナッツミルク/Hazelnut Milk
イギリスでは定番の植物性ミルクとして人気のある、ヘーゼルナッツミルク。コーヒーやミルクセーキ、シリアル相性が良いといわれており、甘みのあるクリーミーな味わいが特徴。Alpro、Rude Health、Innocent、Plenishなどの多くのブランドが展開しており、イギリス第2位のスーパーマーケット「Asda」などのスーパーマーケットのプライベートブランドもある。血液中のコレステロールを下げる効果のあるオレイン酸をはじめ、ビタミンEやマグネシウムが豊富に含まれている。
また、WWF(世界自然保護基金)によると、多年草であるヘーゼルナッツは厳しい土壌や干ばつなどの厳しい環境でも育てやすく、農薬も不要なサステナブルな作物だという。また、一年草の作物よりも多くの炭素を吸収し、土壌侵食を減らし、地下水から汚染物質をろ過する働きもある。
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11.ヘンプミルク/Hemp Milk
ヘンプは大麻を原料とする植物だが、大麻に含まれる覚醒作用のある化合物(THC)は含まれていない。「ヘンプシード」とも呼ばれる麻の実は、世界ではパンケーキミックスやマーガリンなどさまざまな用途に使われており、日本では殻付きのまま七味唐辛子に入っているのが一般的だ。
ヘンプミルクは、ナッツのような香ばしさとクリーミーな味わいが特徴。ヘンプミルクを販売するオレゴン州の企業「Pacific Foods」によると、ヘンプミルクには、動脈硬化を予防するといわれる必須脂肪酸「オメガ3」と「オメガ6」や、エネルギー源として重要な必須アミノ酸が含まれているという。Pacific Foodsの無糖タイプのヘンプミルクの場合、コップ1杯あたり(200ml)のカロリーは約50kcalで、牛乳の半分以下。同社の公式サイトではヘンプミルクを使ったケーキやスープのレシピも公開されている。
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12.ピーミルク(えんどう豆ミルク)/Pea Milk
えんどう豆のタンパク質から作られるピーミルク。牛乳に似たコクがありつつ、クセのないすっきりとした味わいが特徴。
日本でも2021年より、スウェーデンのフードテックが開発したピーミルク「Sproud(スプラウド)」が購入できる。Sproudを販売する株式会社リヴィジョンのプレスリリースによると、Sproudには「黄えんどう豆」が使用されており、コレステロールも含まれていない。無糖タイプの場合のカロリーはコップ1杯あたり(200ml)約50kcal。
また、従来の植物性ミルクの悩みに多かった「独特の後味、青臭さ、水っぽさ」「コーヒーや紅茶の味とケンカしてしまう、分離する、フォームが作れない」「香りクセが強く、幅広いレシピに使いにくい」といった点を解消すべく試作を重ね、牛乳のような口当たりとクセのない味わい、クリーミーなフォームも作れるテクスチャーを実現したという。コーヒーの風味を邪魔しない植物性ミルクとして、北欧大手コーヒーチェーンでもラテメニューに加わっており、ティー・プロフェッショナル育成機関「英国ティーアカデミー」からも、「紅茶に最も合う植物性ミルク」として公式パートナーに選ばれている。
13.フラックスミルク(亜麻仁ミルク)/Flax Milk
フラックスミルクの原料である亜麻仁(あまに)は、亜麻科の植物から採れる小さな種子。近年、健康的なオイルとして亜麻仁油が人気を集めているが、2022年8月現在日本でのフラックスミルクの一般販売は確認できていない。
フラックスミルクは、アーモンドミルクよりも少し香ばしく、甘いナッツのような風味が特徴。アメリカの植物性ミルクブランド「Good Karma」によると、フラックスミルクは、動脈硬化を予防するといわれる必須脂肪酸「オメガ3」を豊富に含んでいる。
また、他の植物性ミルクに比べてカロリーが低く、同社の無糖タイプのフラックスミルクの場合、コップ1杯あたり(200ml)わずか約20kcal。牛乳の約6分の1のカロリーだ。そのため、健康上の理由でカロリー制限の必要な人のなかには、日常的に使用するミルクとしてフラックスミルクを選択している人もいる。
Good Karmaの公式サイトではフラックスミルクを使ったスムージーやケーキのレシピも公開されている。
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14.キヌアミルク/Quinoa Milk
その栄養価の高さからインカ文明の食料事情を支えた「母なる穀物」ともいわれる、キヌア。近年、キヌアを使ったサラダがコンビニやスーパーでも販売されており、日本でも定着しつつある食材だ。日本国内のキヌアミルクの販売はまだ一般的ではないが、一部のショッピングサイトでは、スペイン植物性ミルクブランド「EcoMil(エコミル)」などのキヌアミルクを購入することができる。
キヌアミルクは、クセのないすっきりとした後味とナッツのような風味が特徴。オーストラリアでキヌアミルク「KEEN WAH MILQ」を販売する「Keen Wah」によると、キヌアミルクには必須アミノ酸やビタミン、ミネラルが豊富に含まれている。アレルゲンを含まずに、消化性が高いことから離乳食などの子どもの食事に使うのにも適しているという。
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15.ポテトミルク(ジャガイモミルク)/Potato Milk
ジャガイモから作られるポテトミルク。スウェーデンに拠点を置くVeg of Lundは2021年7月に「DUG」を立ち上げ、世界初となるジャガイモベースのミルクの販売を開始した。
DUGの公式サイトによると、ジャガイモの栽培には、オート麦の栽培時の約半分の土地と、アーモンドの栽培時の56分の1の水量しか必要としない。タンパク質、ビタミン、ミネラル、繊維、炭水化物がバランス良く組み合わさっており、ジャガイモ100グラムには1日に必要な量のビタミンC約1/3が含まれているという。同社の無糖タイプのポテトミルク場合、カロリーはコップ1杯あたり(200ml)約78kcal。
同社はポテトミルクの製法について「ジャガイモを絞るだけではなく、ジャガイモと菜種油の、特許取得済みのエマルジョン(均一に分散している状態)によって作られている。」ことを明らかにしている。
16.アプリコット種のミルク/Apricot seeds Milk
2019年に設立された、ドイツ・ウィーンの「Kern tec」では、廃棄されるアプリコット(あんず)の種を使用した植物性ミルク「KERN DRINK」を開発、販売している。
Kern tecの公式サイトによると、アプリコットの種は不飽和脂肪酸、タンパク質、ミネラル、ビタミンEが多く含まれ、栄養価の高い食材。種の見た目と味はアーモンドに似ており、東洋医学では薬用植物として、主に呼吸器系疾患の漢方に使用されている。
KERN DRINKは、オーツ麦、アーモンド、大豆、カシューナッツ、ヘーゼルナッツなどの原材料と比べ、CO2を少なくとも30%、水分を最大94%削減でき、廃棄される種を活用しているため食品ロス削減にも貢献している。クリーミーな味わいで、コーヒーに入れても美味しく、料理やパンづくりにも適しているという。
17.セサミ(ゴマ)ミルク/Sesame Milk
日本の食卓に欠かせない食材、ゴマ。ゴマは栽培の際に使用する水の量が少なく、干ばつに強く植物だ。自家受粉のでき、害虫にも強いといわれている。環境負荷が少なく手ごろな価格で手に入る、栄養価の高い50種類の食材を紹介する「The Future 50 Foods(未来の食材50)」にも、持続可能な食材として紹介されている。
【関連記事】 持続可能な“未来の食材50”とは?WWF発表の全50種類を紹介&解説
アメリカのフードテック企業「Planting Hope」では、ゴマから作られたミルク「Hope and Sesame」を開発・販売している。公式サイトによると、フレーバーの付いていない無糖タイプのものもあり、各種料理をはじめ、スムージーや焼き菓子にも最適だという。常温保存が可能で、植物性タンパク質の他にも、必須アミノ酸9種すべてが含まれており、カルシウムやビタミンDも豊富に含まれる。
18.スイカの種ミルク/Watermelon Seed Milk
スイカの種から作った代替ミルク「MILKish」を開発・販売しているのは、2021年に創業したカリフォルニアのスタートアップ「Força Foods」。創業したのは、ブラジル出身のGuilherme Maia Silva氏で、カリフォルニア大学デービス校で植物科学を学び、有機農業と持続可能な農業の実践経験のある研究者だ。
Força Foodsの公式サイトによると、スイカの種は栄養価が高く、アーモンドよりも多くのタンパク質を含み、抗酸化物質も豊富であるだけでなく、成長に必要な水もアーモンドより99%少ないことがわかっているという。オリジナルとバニラの2種類を展開しており、どちらも無糖のため、コップ1杯(240ml)あたり約50kcalと低カロリー。泡立ちがよく滑らかで、クリーミーなこの植物性ミルクは、ラテやスムージーに最適で、焼き菓子にも使うことができる。
まとめ
いかがだっただろうか。今回は、日本ではまだ流通していないプラントベース(植物性)ミルクも含め、15種類のミルクを紹介した。
2022年1月には、スターバックスUKが植物性ミルクの追加料金をすべて撤廃したことで世界の注目を集め、競合であるCOSTA COFFEEもすぐさま後に続いた。少し前までは、アレルギー疾患のある人やヴィーガンのための食品、というイメージの強かった植物性ミルクだが、大手企業がメニューの強化を進めることで多くの消費者にとっても選択肢の一つとして定着しつつある。飲食店としても、植物性ミルクを活用した新たなメニューを提供することで、他店との差別化につながりそうだ。
【参照サイト】 乳製品代替品の市場規模、2026年に406億米ドル到達予測
【参照サイト】 文部科学省:食品成分データベース
【参照サイト】 日本豆乳協会:2022 年 1-3 月期における豆乳類の生産量が 96,285 ㎘を達成
【参照サイト】 日本豆乳協会:豆乳Q&A
【参照サイト】 ユーグレナ:ココナッツミルクって身体に良いの?ココナッツミルクに含まれる栄養素と期待できる効果について解説!
【参照サイト】 厚生労働省:栄養・食生活 用語一覧
【参照サイト】 日清オイリオ:基礎知識 そもそも「MCT」ってなに?
【参照サイト】 グリコ:アーモンド効果
【参照サイト】 “植物性ミルク市場”が拡大する台湾でアーモンドミルクの販売を開始
【参照サイト】 キッコーマン豆乳ブランドサイト:マカダミアミルク
【参照サイト】 ナッツミルク専門店 Karashima NUT’S
【参照サイト】 TÁCHE
【参照サイト】 Peanut milk product discontinued after just 2 years
【参照サイト】 WWF: Hazelnuts: great for the environment, but vulnerable to climate change
【参照サイト】 Pacific Foods
【参照サイト】 GOOD KARMA
【参照サイト】 コーヒー、紅茶、料理のためのサステナブルで美味しい植物性ミルク「Sproud/スプラウド」日本上陸!
【参照サイト】 KEEN WAH MILQ
【参照サイト】 DUG
【参照サイト】 Kern tec
【参照サイト】 熊本大学薬学部 植物データベース アンズ
【参照サイト】 Planting Hope:Hope and Sesame
【参照サイト】 Força Foods-MILKish